〜野生の身体は最強だ〜GO WILDを読んで思ったこと

いつもありがとうございます。

今日はアメリカの医学博士であるジョンJレイティという方が書いた「GO WILD」という本について書きます。

僕はもともと健康志向で、人間の身体が本来持っている自然治癒力がすごいということを経験で信じていました。この本は科学的にわかりやすくそのことを書いてくれています。

「人生100年時代」が盛んに語られるこれからの社会において健康は超絶な資産になります。

そして薬などで健康を保つことが本質的な健康問題の解決にならないことはどんどん明らかになってきています。

真の意味での健康を作っていくためにオススメの本です。

 

GO WILD野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフ [ ジョン・J.レイティー ]

なぜライフスタイルを野生化するのか

人間の体自体は全く20万年前と変わっていません。もちろん筋肉とかは弱くなっていますが構造や仕組みはそのままです。

その中で、技術の進歩により生活というものはどんどん変化しています。

昔は走って獲物を狩って、肉を食べたり木のみを食べたりしていましたが、今では全く体を動かさずにAmazonやUberで食べ物を注文して好きなものを好きな時に食べることができますね。

しかしながら、人間の体は自然界を生きていくための構造のままなのです。その構造にあったように身体を使わなければ当然おかしくなっていきます。

生活習慣病、高血圧、肥満、メタボリックシンドローム、鬱病までもこの身体構造とマッチングしていない生活によって引き起こされているものなのです。

今あげたような病気って現代では当たり前のようになってきていますよね。そしてこれを解決するにはどうすればいいの?ということですが、簡単です。

生活を人体の構造に合わせたものに戻してあげればいいのです。つまり、ライフスタイルを人類で農業が始まる前の生活近づけていくということです。

ここで誤解されやすいのですが、テクノロジーを否定しているわけではありません。僕はむしろテクノロジーや新しい技術・便利なものはどんどん使っていくべきだと思っていますからね。なぜなら一番貴重な時間を生み出してくれるものだから。

話がそれましたが、「生活」を戻すっていうけど「生活」ってそもそもなに?ということについて話します。

人間の「生活」というものを分類すると

1 食事(低炭水化物、多様性、天然)

2 運動(トレイルラン、運動と脳)

3 睡眠(野生の睡眠とは)

4 思考(マインドフルネス、ストレスとの向き合い)

5 コミュニケーション(共同体感覚・仲間・協力・共感)

になります。この一つ一つを徐々に野生に近づけていくことで身体が本来の機能を発揮して、どんどん美しく機能的な体に戻っていきます。

そして単なる身体の健康ではなく、より活き活きと幸福に毎日を送れるようになるというわけです。

まぁ考えてみれば僕らの身体って何万年以上も進化して生き抜いてきた超精密なものですからね。それをつい最近生まれた文明に合わせた生活に変えてしまうということは、人類の進化を無視しているということですから身体は当然壊れていきますよね。

著者は「文明病」という言葉を多用しています。その文明の始まりは農業革命です。これによってライフスタイルの変化は始まったんですね。もちろん人口が増えて便利でより欲求レベルの高い社会に繋がっているのは間違い無いのですが。

これらのことを理解して、そして取り入れて生活をしていかないと人類は文明による自爆を引き起こしてしまうんですね。

最近は健康ブームでどんどんいい方向に向かってると思いますので、僕もしっかり勉強して実践していきます。

この本めちゃくちゃ役に立つので皆さんも是非読んでください!

ありがとうございます。

GO WILD野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフ [ ジョン・J.レイティー ]

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