陸上自衛隊物語第1部【陸上自衛隊幹部候補生学校に行くことを決意するデブ大学生】

こんにちは。
僕は2019年6月まで陸上自衛隊の幹部として国防の仕事をさせていただいておりました。

そして下記のような理由で退職をしました。

・新たな挑戦をしたい

・違う世界も見てみたい

この記事を書いている今は退職してから、4ヶ月ほどが経過したときです。

陸上自衛隊には感謝してもしきれないほど感謝しています。

なぜなら、どうしょうもない不健康デブ大学生だった僕を人間として成長させてくれたからです。

一般の世界に戻ってきて思うのは

自衛隊での経験話は貴重で外部の人にとってめちゃくちゃ価値があるということです。
普通に話してるだけでもウケたり、めちゃくちゃ関心持たれたりします。
辞める前も後も、自衛隊に関して聞かれる機会が多いです。

そこで僕はこのブログにおいて、

「自衛隊生活で学んだことや体験したこと」

を少しづつ書ける範囲で残していこうと思いました。
※ 言えないこともあります。

幹部候補生学校はいろんな事がありましたが、マジで行ってよかったです。

控えめに言って最高でした。




この連続物語では入隊の動機から大まかに下記のようなことを書いていきます。

・なぜ入隊したのか

・入隊して何が起きたのか

・やめようと葛藤する日々

・本当の仲間とは

・ここで学んだものはデカすぎる

 

今回ははそんな僕の陸上自衛隊生活のはじまりである

福岡県久留米の「陸上自衛隊幹部候補生学校」に入隊する前のことを書いていきます。

なぜ普通の雑魚大学生の僕が自衛隊に入ったのか?
・就活を辞めたのか?
・試験はどうだったのか?

ということが今回のメインですね。楽しく読んでください!

不健康でデブでだらしのない大学生

大学時代の僕はアカペラに明け暮れていました。

 

その他は勉強もろくにせず

夜は飲み会かバイト

毎日ラーメン生活

 

運動といえば学校に通うために歩くくらい。

 

そんな生活なので風邪引きがち常に睡眠不足

超不健康かつどーしょうもなくだらしのない大学生でした。

疑問しかなかった就活

大学4年になった僕は就活について考えはじめました。

 

そもそも大学に入った目的が教師になるためでしたが、すでに教師というものに魅力を感じていませんでした。

 

現在の教育については色々思うとこがあるので別で書きますね。

 

それでよくある(なんとなくの就活)を始めました。

 

合同企業説明会に行ってみたのですが、まじで謎でした。

 

・なんでみんなあんなに必死なの?

・質問してるけどその質問なんのためにしてるの?

 

みたいな。

 

そんな中で僕はある出来事をきっかけに就活をやめることになりました。

弟の陸上自衛隊入隊と刺激

実は、僕の就活の年の4月に弟が高卒で陸上自衛隊へ一般曹候補生として入隊していました。

※ 一般曹候補生とは

簡単にいうと、高卒から入隊できる兵隊コースです。

 

その弟が入隊して一ヶ月目の休暇で自宅に帰ってきました。

 

僕は一ヶ月ぶりの弟を見て驚きました。。。

 

入隊まではちゃらんぽらんでどうにもならなかった弟が生活習慣も含めて下記のように変身していたのです。

・礼儀正しい

・ぽっちゃり系だったのに筋肉質な身体になっている

・休みなのに毎日運動と勉強をしている

・凛々しい

 

衝撃でした。

「え?何が起きたの?」

「これ本人なの?マジ?どーしちゃった?」

「え?すげー。かっこいい。」

 

「これが自衛隊の教育?」

 

「おれも行ってみてーーーーーー!!!!!!!!」

 

上記の気持ちの連鎖で僕は就活を忘れ、すぐに自衛隊の募集係りに電話しました。

 

そして説明を聞きに自宅近くの自衛隊地方協力本部というところへ。

 

自衛隊に入隊するためにはいくつかコースがあると聞きました。

 

僕は「弟と同じように兵隊コースで入りたいです!」

 

と言いましたが募集係の自衛官の方が、

 

「せっかく大学出てるなら一般幹部候補生はどう?」

 

という提案をしてくださいました。

 

調べてみると

・一年後には自衛隊の幹部になる

・幹部候補生学校で防衛大学卒業生と厳しい教育を1年間受ける

他にもありましたが上記が僕の心に刺さりました。

 

「絶対成長できるはず。変われるはずだ。面白そう。」

 

ここで完全に就活終了です。

鬼のように科目数が多い公務員試験があるとのこと。

 

こうして毎日鬼のように勉強する日々が始まりました。

試験までの残りがたしか1ヶ月くらいでしたwwww

試験ムズイ(汗)やっぱ入るの怖い(汗)

一般幹部候補生試験

試験は国家公務員1種より簡単くらいw。

1次試験は筆記9科目と選択論文(僕は英文和訳と英作文を選択)

2次試験は面接

過去問見て死んだと思いました。

 

でもその時の僕は他にやりたいことないし、どうしても自衛隊行ってみたかったので最悪は幹部候補生では入れなくても兵隊コースで入れればいいやと思って勉強しました。

 

過去問5年分をひたすら暗記しましたww

 

そしたらほぼ同じような問題ばかり。

これはいけるかも。

 

試験の手応えもいい感じでなんと奇跡の一般幹部候補生合格です。

 

第一部終わり

ということで今回はなぜ入ることになったのかを書いていきました。

 

次の第2部では入隊は決まったがいいものの入るのが怖くなってきてチキンになりながらも、久留米に突入してぬるま湯大学生だった頃とは天と地の差である鬼のような毎日の一部を紹介します!

 

お楽しみに!!

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