【謎だらけ】出雲へ行ってきました【まとめ】

いつもありがとうございます。りゅうじです。

先日は出雲に行ってきました。お世話になっている方のご実家が実は出雲大社の一の鳥居の中にあり、その縁で2回も訪れるチャンスをいただきました。

この出雲は島根県の日本海側にある観光名所ですが、以前は「出雲国」と呼ばれていて、かなり長い歴史が存在し、その全貌は今も解明されていません。

僕がその地域の様々な場所に訪れて感じたことは深い歴史と不思議な「気」です。

今回はこの謎おおき出雲を訪れた記録として「観光おすすめスポット」とその「歴史」について山ほど私見を込めて書いていきます。

それではお楽しみください。

出雲の歴史

この古代出雲はその昔、青銅器を主とする西部出雲と鉄器を主とする東部出雲の二大勢力二端を発し、その後統一王朝となって日本海を中心とした国家を形成したといわれています。

 

現在でも青銅器や鉄器の発掘がされており、その中でも今有名になっているのが奥出雲のたたら製鉄により生まれた「玉鋼」を使って造られた日本刀です。それは今話題の日本アニメ、「鬼滅の刃」主人公の炭治郎が使っている刀に理由があります。是非調べてみてください。僕が旅館の風呂上りに休憩所で話したおっちゃんはそれだけのために出雲に来たと言ってました。

 

又、以前の出雲国の影響力は日本神話の各所に存在しており、日本創生の神話の大半が出雲やその周辺の話であることから、その精神的影響力は絶大なものであったと考えられます。

 

ですがその後の有名な国譲り神話として「日本書紀」などに記されるとおり、大和政権に国の統一を譲ったという話は有名です。

 

国譲りの交換条件として建立された出雲大社は、いまだに全国から参拝が絶えません。「出雲縁結び空港」から30分ほどで行けるのですが、第一にそこへ参拝に向かいました。出雲歴史博物館に行くと当時の神殿の模型があるのですが、過去は現在の出雲大社本殿とは異なった形でかなりの高さを誇った巨大神殿だったそうです。

 

まじで謎が多い。。。

 

出雲大社神楽殿でのご祈祷うけを申し込むと、本殿の前に行ってお参りすることができます。僕も実際に受けさせていただきましたが本当に神聖な体験をさせて頂けました。

 

これが関係あるかどうかは別として、祈祷と本殿参拝終了後は雨予報で曇天だった出雲地域が一気に晴れ渡りその後の観光を最高の気分で過ごすことができました。まさに「すがすがし」。

須我神社(すがじんじゃ)

「すがすがし」ということでまず僕がお勧めするのは古事記の中で一番最初に登場する神社であり、日本初の宮と呼ばれる須我神社です。

出雲縁結び空港からは出雲大社と反対の方向へ車で30分ほど。

この須佐之男命(すさのおのみこと)を祭神とする祇園信仰である須賀神社は、「すが」は「須我」「」「酒賀」「素鵞」などと違う字で表記されつつも、日本全国に存在しています。

社(やしろ)の名前は日本神話において、スサノオが八岐大蛇を退治してクシナダヒメを妻とし、その後に出雲国の「須賀」という地域にたどり着き「吾此地に来て、我が御心すがすがし」と言ってそこに二人で暮らすための宮を作ったことに由来するものです。

ここには「日昇」「月照」の額もあったり、昔ながらのしめ縄、そしてスサノオノミコトが詠んだ日本初の和歌の石碑も存在しています。「八雲たつ、、、」からはじまるこの和歌はなぜか僕も大好きで自分で口ずさむたびにいつも爽やかな気持ちになり、明るく楽しく人生を歩いていこうという気持ちにさせてくれます。

本殿の屋根には黒い千木がみられ物部系神道であることを読み取ることができます。

御神体はその裏2キロほどにある八雲山で、入り口から繋がる登山道がありました。

ここは歴史や神道が好きな方そして目に見えない「気」の世界がお好きな方は是非訪れていただきたい場所です。

 

ちなみに運気上昇のお砂で有名な出雲大社の裏にあるパワースポット「素鵞社(そがのやしろ)」もスサノオノミコトを祀っています。

稲佐の浜(いなさのはま)

稲佐の浜は出雲大社から日本海側に歩いて15分ほどの場所にあります。

ここは神在月に全国の神様が出雲大社に集まるための通り道になっています。

ここではドローン撮影をしてみましたが、浜に聳え立つ大きな弁天岩はかなり撮りごたえがありました。

弁天岩の上には鳥居があり弁天様が祀られています。

又、この稲佐の浜の砂を持って出雲大社の裏にあるスサノオノミコトを祀るパワースポット「素鵞社(そがのやしろ)」の横にあるお砂置き場に奉納して、その後そこにあるお砂を持ち帰って家の庭や土地にまけば運気が上昇したり、良縁に恵まれるという話が有名で、僕が早朝ランニングで訪れた時は朝6時にもかかわらず多くの方が砂をビニールに入れて持ち帰る姿が印象的でした。

 

そこで偶然綺麗な女性と出会いました。彼女は「お砂」のパワーについて丁寧にその場で教えてくれました。なんて綺麗で笑顔が素敵で親切な方だろう。ととても嬉しい気持ちになったのを覚えています。

 

そしてその後です。僕が宿泊していた旅館の朝食の席でまたもその彼女に偶然お会いしました。「あ!又お会いしましたね!」なんて声をかけ得てくださり僕ははにかみつつ「おー!先ほどはありがとうございます!」とも赤面。

やはりその時は「お砂」の「縁結びのパワー」を感じずにはいれませんでした。

 

ですが今のところその方とは何もありません。今後もないでしょう。

一瞬の良縁に感謝しつつ他の良縁に期待しますw

 

 

僕の体験はともかく、「良縁」を期待する方は是非この稲佐の浜→「素鵞社(そがのやしろ)」コースを実践していただきたいですね。

 

いつか稲佐の浜→「素鵞社(そがのやしろ)」コースが「お砂」を口実にした縁結びナンパスポットになることを期待しています。

補足:その他に行った場所

出雲の神話的な歴史とはあまり関係ありませんがその他にも島根・松江・出雲地域の数カ所を訪れました。具体的には

・足立美術館

・松江フォーゲルパーク

・松江城

・宍道湖

・由志園

・日ノ岬

どれも素晴らしい場所でした。

特にアメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living Magazine: The Journal of Japanese Gardening(数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』が全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2019年日本庭園ランキング」で「17年連続日本一」に選ばれた足立美術館の日本庭園は圧巻でした。

あそこは定期的に訪れたい場所になりました。大きな窓から見える庭園とまるで計算されたかのように写り込んでくる四季違いの山々や滝で構成される景色はまさに「生の絵画」でした。

時代の変わり目に出雲へ行けた理由

出雲がある山陰はメジャーな観光地ではありません。実際観光ランキングでもそこまで上位を取ってはいません。

※観光都道府県ランキングで島根県は25位

 

ですが本当にそこは「歴史」や「文化」や「気」や「美しさ」において素晴らしいものがあると感じました。

ここで観光地とは何かということについて考えてみました。

成功した観光地ってなにをもって「成功」というのでしょうか?

 

年間に訪れる観光客数?

それともその地に観光客が落としていったお金の量?

はたまた地元の人が以前より幸せになっていること?

先祖の想いや自然の美しさ・哲学・生き方を受け継いでいっていること?

 

その答えはわかりませんが、資本主義下における正解とその他の視点で見る観光地としての成功の正解は違うものになるのではないかなと思いました。

 

アメリカの大統領選挙に見られる混乱と圧倒的な無党派層の行動を見れば明らかなように、今まさにアメリカ主導の軍事と金融によって支配できた資本主義下の世界は崩壊に向かっています。

新たな価値観・見方・考え方が生まれてきている(広がってきている)この2020年において出雲を訪れた意味は何だったのだろうと現地においても考えていました。

それははっきりとはわかりませんが

今一度日本人としての自分たちの存在の意義やその歴史を学び直し、これから起こりうる大変化時代に備えた個人内パラダイムシフトの必要性を感じるためだったのではないかと思う今日この頃です。

 

自分たちの民族の歴史を見つめ直し、自分の生まれてきた意味や人生についてじっくりと向き合うことが必要なのかもしれません。知らんけど笑

※「知らんけど」・・・
大阪人がよく使う最後につけとくと主張が丸くなるという言葉のアイテム

 

ということで今日はこのへんで。

いつもありがとうございます。

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