【旅記録】イタリアローマ【帝国の栄枯盛衰を考える】

こんにちは。もう1ヶ月以上経ったのかと考えると時の速さを感じます。

去年末にヨーロッパを周遊してきました。

仕事で行かせてもらったのですが、個人的にその「旅」について記録を残しておきたいと思い、これから何回かに分けてブログに投稿していこうと思います。

訪れた場所は下記です。

・イタリア(ローマ)

・マルタ共和国

・バルセロナ(スペイン)

・マドリード(スペイン)

・トレド(スペイン)

・セゴビア(スペイン)

・モナコ公国

かなりの弾丸ツアーかつ仕事でしたのでバタバタもしましたが、気候にも恵まれ、非常に通意義な旅となりました。

旅の中では色々な風景や人間や芸術に生で触れることによって、自分の考え方や価値観に大きな変化が起こります。

特に今回の旅は「ローマ帝国の栄枯盛衰」を生で感じることができました。「古代の巨大帝国の歴史」を振り返りながら、その場所を旅するのは非常に面白いもので、現代の社会や組織において共通する「流れ」を肌で感じ、これからの自分の生き方や社会のあり方について考えさせてくれる貴重な機会となりました。

そして実際にこの旅の後に、僕は人生の節目としての大きな決断をして実行に移しました。不思議なものですよね。

そんな僕の中の価値観の変化や考え方の変化にも触れながら、旅の記録を綴っていきたいと思います。

前座が長くなってしまいました。早速ローマについて綴っていきます。

↓移動中の飛行機からの写真↓「マジックアワーの氷河に包まれる地形」

ローマ空港

韓国での乗り換えも含めて15時間ほどでローマの「レオナルドダヴィンチ国際空港」へ到着しました。現地時間で20時頃かな。

そこからすぐに、特急電車に乗ってローマ中心部の「テルミニ駅」へ移動しました。外は暗くて景色は見えませんでした。ですが、はじめてのイタリアの鉄道に乗っていることが嬉しくて興奮状態でした笑

テルミニ駅

テルミニ駅に到着。「駅」としての「機能」は同じなのに、国によってそのデザインは大きく違い、その根底に歴史や文化があるかなとぼんやり考えながら駅すぐ近くのホテルに移動しました。移動疲れもあったのですぐに就寝しようと思いましたが、少し街を散歩しました。

街を歩いてるだけで、テーマパークに来たような感覚になります。建物一つ一つが「オシャレ」に見えるのは僕にとって「非日常」だからでしょうか?

外国の方々も日本に来れば、何気ない建物や標識を見ながら「非日常」を感じて「オシャレ」に見えているのだろうか?

「インド料理」や「中華料理」はどこに行っても美味いですね。笑

おそらくここは、駅の近くの「ただの通り」なのですがなんかオシャレでした。

色々な国の人が働いていて、その帰りにこういった安めの飲食店によって栄養補給をしていました。世界に目を向けてみると仕事は無限にありますね。そして彼らはビザを取るのに数年を要したりする人もいますが、日本人の場合、観光なら大半はビザが不要だし、働く場合でもすぐ取れる。

日本国内にいれば「生活保護」も「就職支援制度」のあるし「飢え」で死ぬことがありません。

外国に来ると、「本当に恵まれた国に生まれたな」と感じました。

ローマ市内散策

地下鉄

はじめてのヨーロッパでの地下鉄。Suicaのようなものを券売機で買うのにもはじめは一苦労。慣れれば簡単ですが何事もはじめてのことは苦労しますね。それによって成長するのです。ということを実感します笑

コロッセオ

これまでに何度もテレビやネットや雑誌で見てきたコロッセオは想像以上に大きかったです!

「パンとサーカス」によって国の政治の本質的問題から国民の目を逸らす機能を果たしてきた大きなコロッセオ(闘技場)は現代にいおては、ワールドカップに代表される「スタジアム」なのでしょう。

現代は「小麦とYoutube」でしょうか?笑

外国人は本当に絵になるなーー笑

集会場

かつてのローマ帝国でも言論統制はあったのでしょうか?

この集会場で色々な人々が意見を交換しあっていたのでしょう。

ハドリアヌス帝

映画「テルマエロマエ」を出発前に見ておいてよかったです。

建築家であり国の皇帝でもある彼はたくさんの芸術的な建物やテルマエを作りました。最強のクリエイターですね。

ヴィットリオ・エマヌエーレ記念堂

西洋の建築は生で見ると想像以上に大きくて美しい。

ヴェネツィア広場

観光客の量が日本では考えられないレベルでした。

まるでパラレルワールドに来たかのような感覚です。

カエサルの集会場

「ブルータスお前もか」で有名なカエサル。

いつの時代も、皆が権力や富を求めて戦っていたのですね。真実は誰にも分かりませんが文明や国というのは栄枯盛衰を繰り返すのですね。

「正義」を翳して既得権益に立ち向かったり、権力を持つと腐敗してしまったり。。。

ナヴォーナ広場への道

魔女狩りの碑

現代に生きる僕たちは表だった「魔女狩り」がない国に生きていることを幸せに思う必要があると感じました。

ナヴォーナ広場

パンテオン

トレヴィの泉

スペイン広場

どの建築や広場を見ても本当に素晴らしかったです。

こう言ったものの原型が数千年前の「ローマ帝国」時代に作られたというのは本当に驚きです。そして、これだけの文明を誇っていた巨大帝国が「崩壊した」という歴史的事実は現代に生きる僕にとっても注目しておく意味があると思いました。

様々な国や歴史を見ても、多くの国や文明は「内部から崩壊」しています。

ローマ帝国で言えば、寒冷化によって農作物がとれなくなったのにも関わらず、中央政府は民に「重税」を課しました。そして民は反発したかと思うと同時に、ゲルマン民族が北の方から攻めてきました。

国内は混乱状態になり、統制が取れなくなりついに「崩壊」したのです。

何が大切なのかと問われればいつの時代でも変わらないと思います。

それは「思いやり」と「優しさ」ではないでしょうか?

そして「優しさ」のためには「強さ」も必要です。

経済的にも武力的にも「強さ」だけを求めはじめたらそれは「崩壊」への序章の始まりだと思います。

現代で言えば「売上」だけを求めはじめたら、、、

「優しさのための強さ」これだと思います。

どんな国でも帝国でも幕府でも、現代で言えば会社でもお店でもチームでも一緒ですね。ポジションが役職が地位が上になればなるほど忘れないように気をつけたいものです。

そして付け加えたいのは「楽しい」ということです。

これからも一生懸命に周りの人のために仕事や努力をしながら、楽しい日々を送りたいと思います。

以上、ローマで抱いた僕の感想でした笑

ローマのまとめ次はマルタ島へ

ローマの主要な観光地は全て徒歩で回ることも可能な広さでした。

体験という意味で「電車」も使ってみることをお勧めします!

次は美しすぎる地中海の要塞都市「マルタ」です!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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