ニュージーランド生活ルポ【旅立ち】

みなさんこんにちは。

今日からはいつもの書き口とは違った形で記述していこうと思います。

といいますのも、最近また「沢木耕太郎」さんの「天路の旅人」にハマっておりまして、似たような文体で書いてみたいと思ったからです。

姫路に行った時に、友人からドキュメンタリ映像を見せていただき、さらにその熱が高まったのはここだけの話。

ということで日々の生活の中で見たものや感じたことをその場で書いてメモしたものをそのまま載せます。

そして最後に撮影した写真を載せていきます。

「違和感」を感じる方もいるかもしれませんが、僕の文章の練習だと思ってお付き合いください。

ついにオークランドへ

成田空港に到着したのは15：30頃。一眠りして、小説を読んでいたらあっという間に着いていた。

到着後は国際線ターミナルへ移動し、カレーライスを食べた。

国際線ターミナルの掲示板には様々な国名が並んでいて、いつみてもワクワクする。ここから世界のどこにでも行けるのだという気持ちになる。

出発までの時間は滑走路が見えるソファー席で小説を読みながら搭乗時刻を待った。

右手には夕陽が沈みつつあり、左手からは夜が顔をのぞかせていた。紫色の芸術的なグラデーションの空に向かって飛び立つ飛行機たちの姿に見惚れ、小説を読むのをしばらく中断してしまった。

その夕空をみていると自然と日本での日々が走馬灯のように浮かんできた。
出会った人々や景色、味わってきた様々な感情、苦労、喜び、、、

言葉にはしがたい時間の中で、目頭が熱くなった。多くの人々への感謝が湧いてきた。

明日からはどんな日々が待っているのだろうか。

いつのまにか搭乗時刻になり、僕はそんな夕方の余韻に浸りながら、人ごみに流されるようにオークランド行きの飛行機に乗った。