こんにちは!
今日はリンダグラットンさんの世界的ベストセラーである「LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略〜」についてです。
僕は「LIFE SHIFT〜100年時代の人生戦略〜」
という本はかなり昔に(まぁ約2年前w)に読んだのですが、
その本で思ったことは今も変わらずに持っているし、僕の行動指針にもかなり大きな影響を与えてくれたものなのでここで今一度まとめたいと思います。
※ 遥か昔に書いた僕の日記にも「この本を読んでよかった」と書いてありましたw
この記事では、本のざっくりとした概要と本の結論そして僕の考えをお伝えします。
この本を読んだことがない方はこの記事を読むことによってこの本で言っている軸はつかめますし、楽にリアルな本を読めるようになります。
なぜなら語彙力のない僕が僕でもわかるようにまとめるからですw
それでは早速行きましょう。
ざっくりとした概要
人生100年時代ってどういうこと?
これは多くの人が100歳まで生きる時代が来る。
もっとわかりやすく言えば、みんな今までの時代よりも長生きする時代になりますよってことです。
今まで100歳まで生きるのはなんとその年代の中の1%の選ばれしものだけでした。だから表彰とかされてたりしましたよね。
しかしこの本の中で言われているのは「2007年生まれの子供が100歳まで生きる確率が50%だ」というのです。
今までは人生80年と言われていましたから、寿命が想定より20年も伸びるということは劇的な変化なのです。
当然ながら老後も変化しますし社会も変化します。
政策等も変えていく必要もありますが、何より僕たち個人の人生プランも変えていかないとやばいぜ!みたいなメッセージも込められていますね。
これは世界的ベストセラーになってますから、世の中の多くの人たちが潜在的に感じていたことなのでしょう。
大学でてとりあえず就職したけど本当にこのままでいいのかな?
みたいなことです。
具体的に個人はどうなっていくの?
ここでの大事なポイントは以下の2点です。
1 マルチステージ(人生のステージが流動的になる)
2 無形資産を大事にせよ
ということです。
順に説明していきますね。
マルチステージ
まずはマルチステージについて。
これをわかりやすくするには、反対である僕らの親世代の人生に対する考え方を見るのがオススメです。
それはどんな考え方かと言えば、固定的であるということです。
これまでは
教育、仕事、引退して老後、介護してもらって死ぬ
みたいな考え方が蔓延していたわけです。
正直これが異常なんですけどねw
固定的な「教育、仕事、引退して老後」が崩れていくぜ!というのは
正直この本が出版された2016には現実味はありませんでした。
が
今年終身雇用の崩壊が明言されていますw
しかもあの大手トヨタ社長や経団連の会長が言っています。
これからはもっともっと流動的な人生になっていくというかしていかないと無理という風に2016年の段階でリンダさんは本の中で言っているのです。
すご。
これまでは大学さえ出ればよかった、定年までぶっちゃけ勉強しなくても雇用を守ってもらえる時代でした。(当然自分のやりたいことに使命感を持って努力しまくっている人もたくさんいます。その方々は何も問題ないですが)
これからは
教育、仕事、休み(学び・たび・経験)、仕事、休み(学び・たび・経験)
と言ったように流動的な人生になっていきまっせという話です。
という分に考えていきていったほうがいいですよということです。
人生が20年長くなるということは働く時間も長くなるということです。
僕の前の職場にもいらっしゃいましたが定年退職を楽しみに仕事しているって謎ですよね。辞めたいと思いながら仕事するってすぐ辞めてやりたい仕事したほうがいいじゃんとしか思えなかったんですけど・・・
まぁ世代の差なのかもしれません。それぞれ事情もありますしね。
ただ働く時間も長くなるのでそれに合わせて仕事も選んでいかなきゃねということなのです。
また、個人に対する情報量がエグいです。ほぼ無限です。
そしてテクノロジーの進歩早すぎです。
こうなってくると仕事の期間も現実的ではないのは当然のことながら、存在する仕事も変わっていくのが見えていますね。
より流動的なキャリアになります。しかも自分個人が描くようになっていきますということです。
具体的に本の中で言われているのは
・インディペンデントプロデゥーサー
・ポートフォリオワーカー
というものです。
この辺を詳しく知りたい方はぜひ本を読んでみてください!
無形資産
続いて無形資産についてです。
この本の中では無形資産を大事にする人が人生100年時代においては強いという風に述べています。
対義語としてあるのは有形資産ですが、これはお金になりうる資産(金融資産・不動産・美術品等)です。
もちろんそれも大事なのですが、無形資産を今まで以上に大事にしていこうということです。
無形資産とは
生産性・活力・変身資産、仕事スキル、健康、人脈
などのことです。
なぜ無形資産なのか?ということを考えたときにどんだけ馬車馬の如く家族と健康を犠牲にして働いて、貯金してても
不健康で孤独な老後は地獄
だよね。ということです。しかも定年かと思いきや働かないとやってけないじゃんみたいな。
というのが見えますね。そういうことらしいです。
たまにいますよね。定年退職したら家族からも空気みたいに扱われて会社のつながりないからどーしよ。
みたいな。ことを言っているのではないかと本を読みながら思いました。
概要まとめ
以上が概要なのですが、
・マルチキャリア思考にしていこう!
・無形資産にも意識を置こう
ということでした。
どう行動すべきなのか
僕がこの本を読んで思ったのは「時間」の重要性と使い方を見直すべきなんだと思いました。
別に今やっている仕事を適当しろということではないです。
「仕事を本気でやる事・人生を本気で生きること」と「ただ長い時間(約35年間)やる事」は違うんだなと思ったのです。
自分で経営してる場合は別です。これは僕が公務員時代に思ったことです。
サラリーマンの場合、時間の使い方を工夫する必要があるということです。
そうすれば無形資産も増えます。
例えば健康。
ねれる時間も増えますしジムも行けるし歯医者いけます。
人間関係もそうです。
家族を大切にできますし、趣味等を通じて家族や仕事以外の弱めの関係もできますよね。
これって超大事だと思います。
若いうちにワークライフバランスを取れるなら、年収下がってもいいとも思いますね。
というかやりたいことがあるなら起業とかにもチャレンジすべきだと思います。
まぁもっと言えば、やりたいことやっとくべきだと思います。
だって10年後だって予想できない世界になってますし、つまらないと思われる仕事はロボットやAIがやってくれるようになるんですからもう最高ですよね。
自分が好きなことで輝ける時代が来たということなんです。
まとめ
この本を読んだ当時の僕としての結論はやっぱり時間が最も重要だということです。今も変わりません。
時間をどうやって使うかを常に工夫していきたいですね。
ということで今回は以上です。
ありがとうございます。
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