料理とスノボと読書

日本から帰ってきてあっという間に1週間が経過しました。

先週の今頃はまた成田空港にいたと思うとほんとに不思議ですよね。飛行機のおかげで世界は一段と近づいているように感じます。ちょっと思い立てば1日後には地球の裏側までいけると思うと本当に凄い時代になったと思います。

ところで僕は日本から帰ってくると同時に、引っ越しが終わっていて、新しい家での生活になったわけです。

ニュージーランドの冬の始まりに合わせて、僕は新しい家で、新しい季節を迎え、フラットメイト(トルコ人、マレーシア人、アラビア人?)たちと全く新しい生活を送っています。

この家は、きれい好きの人が多く(特にトルコ人のオーナー)、キッチンや水回りを、使用後にすぐにきれいにする習慣が身についていて、僕自身も気に入っています。

やはり「〇〇人はきれい好き」とかよく聞きますが、実際には個人差があって、国籍に関係なくきれい好きの人はきれい好きなんだと思います。あまり偏見を持たずにその人一人一人に向き合って見ることって大事なんだなと思います。

そしてみんなフレンドリーで、よくキッチンでそれぞれの料理をしながら英語でコミュニケーションをとっています。いろんな国の家庭料理を生で見れるのはとても新鮮です。

片方で日本風のカレーライスを作り、一方では、トルコのひよこ豆を使ったようなスープみたいなものを作り、もう片方ではマレーシアの謎の料理を作ったりしています。

オーナーがイスラム教徒なので、豚肉を使った料理を禁止されているのは残念なのですが、僕はこれといった好き嫌いがないので特に問題がありません。

また、服装も様々で、僕たちのようなスウェット姿の人や、イスラム教の衣装である布のようなものをかぶって料理をしている人もいます。

雪が降らない地域から来ている人が多いので、僕が毎朝スノーボードに行っている姿を見て、今度一緒にやってみたいと声をかけてくれるのはとても嬉しいです。 ただスキー場のシーズンパスだったり行くまでの交通費がすごく高いので、こちらから誘うのもなかなか気が引けます。今シーズン一度は一緒に滑れればいいかなと思います。

彼女に頼まれて、大量の「寿司粉」を日本から持ってきたので、今度はみんなに日本の寿司を振る舞ってみたいと思います。

また、仕事前の時間や夜の寝る前の時間を使って村上春樹を読み続けています。ストーリーにおいては、特にこれといった特徴は無いのですが、やはり文体や何気ない日常の描き方と言うものが非常に面白く読んでいてとても楽しいです。 

日常としては、スノーボードに行く日は、朝からスノーボードに行って、帰ってきたらシャワーを浴びて、昼食を作ったり作ってもらったりして、そこから少し映像の仕事などをしてから、夜のレストランの仕事に行きます。

レストランも少しずつですが、スキーが目的の観光客が増えてきて、活気を取り戻している感じが見えてきました。もちろんまだまだですが。

合間にはもちろん英語の勉強もしています。日本で買ってきた教材が非常にわかりやすく、英語力が少しずつですが、伸びているように感じるこの頃です。先日リフトに乗って外国人と2人になったのですが、1年前よりはるかに内容の濃い会話ができるようになっていることに自分でも驚きました。

スノーボードに行かない日には、家の周りを散歩したり、洗濯や掃除をしたり、料理をしたり、映像の仕事をしたり、 英語の勉強をしたり、 スノーボードの道具の整備をしたり小説を読んだりの繰り返しです。

書いてみるとまるで特別なことがない何気ない日常ですが、美しい景色と多様な文化に囲まれがら、自発的で工夫にあふれた本当に充実した豊かな生活を送っています。

次回は最近カレー以外の料理と買い物をするようになったので、スーパーの様子と料理について書いてみたいと思います。季節ごとで旬の野菜は安くなります。

そしてそれらの旬の野菜を中心とした食生活を送ることが。陰陽五行思想から考察したときに、非常に健康的であることに気がつきました。

特に今回南半球と北半球を行き来して全く逆の季節に来たときに、太古から使われている「旬」と「陰と陽」と言う概念がものすごく合理的なんだと思いました。

これ以上書くと長くなるので次回にまとめて書きたいと思います。

それでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です