さて、北島旅行早くも2日目です。
本日はニュージーランド北島が誇る名トレイル、トンガリロ・アルパイン・クロッシング。これが僕の中では今回のメインです笑
結果から言うと、約5時間55分で完歩。
そして一言で言えば…
「天気、風、景色、装備、体調──全部が完璧に噛み合った、最高の1日。」
でしたよ!
■ 朝5時、まだ真っ暗なうちにスタート
この日はトゥランギのAirbnbに泊まっていて、朝は5時に起床。
まだ外は暗くて静かだったけど、頭はしっかり起きていました。
というのも、クライアントから来ていた映像の修正依頼が入っていたから。
PCを開きながら、お湯を沸かしつつ、
宿のオーナーが用意してくれていたクロワッサン・ヨーグルト・フルーツ・シリアル・ココアで朝食を済ませました。
そして修正依頼の案件の納品も完了。
■ 6:00 出発 → 6:50 駐車場着
そして6時に宿を出て、6時50分にナショナルパークの駐車場に到着。
“ガス欠恐怖症”の僕たちは念のため、
クイーンズタウン並みに高いガソリンをほんの少しだけ補給。
朝焼けが綺麗でした!
安心を買いました(笑)
■ 7:30 シャトルバスに乗車 → 登山口へ


シャトルバスは少し遅れてやってきて、7:30ごろ乗車。
いよいよ、世界遺産トンガリロ・アルパイン・クロッシングの始まりです。
■ 荒涼とした世界から、絶景の火口湖へ
序盤は火山帯らしい赤茶けた岩場と砂利道を淡々と進みました。
風がなく、空も澄んでいて、まさに「歩くには理想の条件」。
そこから一気に高度を上げていき、まずやってきたのがレッド・クレイ!
圧巻の景色でした。
そしていよいよ見えてきたのが、壮大なガスの湯気とEmerald Lakes(エメラルドレイク)。
エメラルドグリーンに輝く湖の色は、まるでペンキを溶かしたような不思議な発色。
「地熱に含まれる鉱物と太陽の光と絶妙な浅さがこういう色を作り出すらしいです。地球ってマジですごいですね。」
ちなみにめちゃくちゃ酸性なので危険で入ることはできません。
周囲は草津温泉のような硫黄臭が漂っていました。
■ Blue Lakeで感じた静寂と神聖さ
次に現れたのがBlue Lake(Te Wai Moana)。
こちらは一転、静かで、深く澄んだ濃い青色の湖。
神話によれば、マオリの戦士たちが魂を清めた場所で、入水禁止の聖域だそうです。
「火山が生んだ命の色がエメラルドなら、魂の色はこのブルーかもしれない。」
そんな感覚が自然に湧いてくるような、尊い空気がそこにはありました。
■ 北と南で、植生がまったく違うのも面白かった
歩きながらふと感じたのが、北側と南側で植生が全然違うこと。
太陽の当たり方ひとつで、植物の背丈も勢いも変わるんですね。
そんなことを肌で感じられたのは、実際に歩いたからこそだと思います。
■ ラスト3kmは森の中へ。音と香りに包まれた癒しの道
火山のダイナミックな景色から一転、最後の3kmはしっとりとした森の中。
鳥のさえずりが響いていて、足元には湿った土と緑。
「このトレイル、終盤にこんな癒しの時間が待ってるなんて笑」
火山の迫力と、森の静寂。
このコントラストもまた、トンガリロの魅力でした。
■ 14:00 ゴール! 約6時間で歩き切った

最終的に、午後2時ちょうどにゴール。
ほぼノンストップ、休憩はたった10分くらい。
歩きながらパンを食べたり、チョコをつまんだり。
そして何より良かったのが、ウォーターバッグ(ハイドレーション)。
ホースで歩きながら水分を取れるのが本当に便利で、
心理的な負担がほとんどなくなった感覚がありました。
■ アクシデント:OSMOのレンズが(汗)
最高の1日だったけど、ひとつだけアクシデントが。
撮影に使っていたDJI OSMO Pocket 3の広角レンズ(マグネット式)が、
どうやらポケットからの出し入れの途中でどこかに落下…。
「……ない。ない……ない!」
「でももう…探しに戻る元気ないよ…」
潔く諦めました(笑)
たぶんこれは**山の神様への“入山料”**ってことで納得していますwww
はるちゃんごめん。
■ まとめ:今日という日は、忘れられない日になった
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天気は最高
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風はゼロ
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人も少なめ
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装備も完璧
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景色は異世界
「今日という1日が、“山歩きの理想形”みたいな時間でした。」
余韻をたっぷり抱えたまま、僕たちは次の目的地「タウポ」へ向かい、インドカレーを食べてAirbnbで早めに就寝準備で今ブログ更新中。
新しい仕事の依頼が来ていましたが、下処理だけして明日の早朝に作業して納品します。
このあとも旅は続きます。明日はいよいよロトルアです!
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