トンガリロ・アルパイン・クロッシングの後、
僕らはそのままタウポに向かいました。スーパー豪華な(でもめっちゃ安い)Airbnbがトレイルの疲れを癒してくれました。
家のオーナー夫婦はもう定年で、今は綺麗すぎる庭の手入れやパートとAirbnbの運営をしながらゆっくりとした生活を送っているそうで、いろんなお話を聞かせてくれました。
朝、僕は6時に起床し、まずはクライアントから届いていた新しい映像の編集を終わらせて納品。さくっとシャワーを浴びてからは、Airbnbのオーナーさんが用意してくれた朝食タイム。めちゃくちゃ優雅。
朝食中に教えてもらった「川に湧く特別な温泉」の話が気になって、急遽プランを変更。9時半ごろにタウポを出発して、まずはその温泉へ。
それがもうこの旅で一番くらいの最高のスポットでした。
温泉の川なんです。しかも人が全然いない。地元の人しか行かない場所で、ガイドブックとかには載っていません。少し下流に冷たい水の川と合流するポイントがあります。ここは100%上流で沸いている温泉が流れてきています。
もちろん脱衣所とかシャワーそういうのは一切ないんですが、もう最高です。硫黄の匂いは臭いですが、草津とかの温泉街を思い出させてくれました。
やっぱり、現地に足を運び、そこに住む人から教えてもらう情報が一番だと再認識しました。
インターネットでいろんなことを知った気になっている自分に、実際に足を運んで直接見ることが如何に価値があるかということかをこの体験が教えてくれました。
しかもこの場所はメインの観光スポットに向かう途中にあるのですが、ほとんどの人が素通りしてしまう場所に入り口があるんです。もったいない!!
体をゆっくり温めてから、次の目的地へと向かいます。
カラフルな地熱地帯、Wai-O-Tapu

次に訪れたのは、ニュージーランド屈指の人気地熱地帯「Wai-O-Tapu(ワイオタプ)」。入場料は1人45ドル。
ここでは、噴気孔、シャンパンプール、
そして目を疑うほど鮮やかな火山湖が次々と登場して、思わずスマホのシャッターが止まりませんでした。
実はこのあたりで、仕事の修正依頼が入っていたので、近くのカフェで少し作業。リモートワーカーっぽさ出していきます笑
お得意様のクライアントは旅行中でも最優先です。笑
スケールが桁違いのWaimangu Volcanic Valley

そこから車で15分ほど進んだ先にある「Waimangu Volcanic Valley(ワイマンギュ火山渓谷)」にも訪問。こちらはバス送迎込みで1人75ドル。正直ちょっと高い…と思ったけど、行って大正解でした。
こんなに大きな温泉地帯がそのままの形で広がっているんです。
日本だったらとっくに温泉街が広がっているんだろうな。
火山活動によって生まれた広大な谷を、約4km歩いて散策。最後はバスで戻るというスタイルです。
ここはWai-O-Tapuとはまた違う“地球の鼓動”が感じられる場所。自然のスケール感に圧倒されっぱなしでした。
忘れ物に気づいて…Huka Fallsへリターン!
予定通りロトルアに向かおうと思っていたその時、ふと「Huka Falls(フカフォール)を忘れてた!」と気づいて50km逆戻り。
大量の水が轟音を立てて流れ落ちるあの瀑布は、まさに圧巻。
夕暮れのマジックアワーに照らされるHuka Fallsは本当に幻想的で、「ああ、戻ってきてよかった」と心から思えました。
ここはいく前に絶対寄った方がいいと散々言われたので、行けてよかったです。思い出してよかった。
夜はロトルアでメキシカン
そのあとはロトルアへ。地元で人気のメキシコ料理店でタコスとビールを堪能し、予約していたAirbnbにチェックイン。
濃密すぎる1日が、ようやく静かに幕を閉じました。
明日はレッドウッドで朝の散歩をしてから、海沿いの街・タウランガへ向かう予定です。
この旅、すでに大満足ですが…まだまだ冒険は続きます!
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