ハーバード大学「留学生ビザ取り消し」事件が教えてくれること

~世界の既得権は崩れ、新しい時代が始まる~

みなさん、こんにちは!
今日は、今アメリカで起きている「ハーバード大学の留学生ビザ取り消し」問題について、知人から聞いた情報をもとにできるだけわかりやすく解説したいと思います。

ニュースでは「トランプ政権が留学生を排除した!」みたいな話が出ていますが、実はそれだけじゃなくて、もっと深い背景があるんです。


何が起きているのか?

きっかけは、アメリカの国土安全保障省(DHS)がハーバード大学に「中国やイランなど、危険な国とつながりがある研究データを提出して」と求めたことから始まります。
たとえば、

  • ウイグル弾圧に関わる中国政府関係者の研修データ

  • 中国軍とつながる大学(清華大学・浙江大学など)との共同研究の記録

  • イランの核開発に関わるプロジェクト

  • 中国協力者との臓器移植研究の詳細

など、国家安全保障や人権問題に関わる内容が含まれていました。

でもハーバード側はこれにきちんと対応せず、政府の再三の要請を無視した結果、留学生ビザの発給資格(SEVP認定)を失ったんです。


僕が大学時代、アカペラバンドを一緒に組んで、色んな場所で演奏していた友人は、今は文部科学省の官僚として働いていて、最近まで文部科学省の派遣プログラムでハーバードに留学していました。
この制度改革の直前にギリギリで留学を終えて帰国したばかりで、ほんと「間一髪セーフ!」だったと思います。


ハーバードだけの問題じゃない

実はハーバード大学は、留学生からの授業料や、外国からの資金にかなり頼っている大学です。
学生の約27%が留学生で、これまでに11億ドル(約1700億円)以上の海外からの寄付を受け取っていたことがわかっています。


その資金の一部は、中国やイランなど、アメリカが「ちょっと危ない」と考える国とのつながりも含まれているため、今回の問題に発展しました。

でも、こういう話はハーバードだけじゃなく、MITやスタンフォード、UCバークレーといった有名大学にも波及していく見込みです。
さらに、アメリカ全体で「留学生比率が20%を超える大学は、今後外国籍比率を制限する方向になる」という動きも出ています。


既得権は崩れ、新しい時代がやってくる

この一件は、「留学生を排除する動き」というよりも、
「これまで見て見ぬふりをしていた既得権益やグレーな資金の流れにメスが入った」という側面が大きいと思います。

大学だけじゃなく、企業や政府、あらゆる分野で「古い構造」が崩れ始めていて、
新しい世界への移行が始まっています。
この動きは、アメリカだけじゃなく、日本を含めた世界全体に広がっていくでしょう。


今、すべきこと

大事なのは、こういう時代の流れを悲観的に見るんじゃなくて、準備することだと思います。
今までの「当たり前」に頼りすぎていると、これからの社会で動けなくなるリスクがあります。

✅ これまでのルールが崩れることを知っておく
✅ 「自分は何を学び、どこでどう生きるか」を主体的に決めていく
✅ 国や組織に依存しすぎない「分散的な生き方」を意識する


こういったことが大切だと思います。人はどうしても安定した環境(変化のない環境)から動くことを嫌うようにできています。その方がストレスもないし安全だから。

でも実はその状態こそが一番危ないのです。特にVUCAと呼ばれるこの時代において。

僕も来年からヨーロッパに移住して、新しい国での生活を始めようとしています。現地の人とのコミュニティに入って、地域に根ざした学びや暮らしをしていく予定です。

大変なこともたくさんあります。法律的なことや仕事のこと。お金のこと。

ですが時間をかければやりたいことは、必ずできます。


こういう変化の時代だからこそ、僕自身も「止まらずに動き続けたい」し、「新しい世界の中で柔軟に生きていきたい」と思っています。

今の止まった生活にすこぢでも違和感がある人は、少しづつ時間をかけて、新しいことに取り組んでみてください。


この話が、少しでもみなさんの考えや行動のヒントになったら嬉しいです!
また次回のブログでも「世界の流れ」と「これからの生き方」について書いていくので、お楽しみに!
コメントや感想もお待ちしています。

ではまた!

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