いつもありがとうございます。
みなさんは資本という事についてどういうイメージを持っているでしょうか?
僕は正直に言って意味不明でした。
資本主義って?みたいな感じです。
今日は僕がこの資本というものについて学んで役に立つなと思った事をまとめていきたいと思います。
人生を考えるときにこの考え方があるとないとでは大きな違いが出てきます。
おそらくみんな深層ではわかってると思いますが、文章にする事によって整理されますので!
資本を分けて考える
資本には人的資本と金融資本があります。
多くの人が資本といえば金融資本の事だけを指して会話をしていますね。
金融資本とは株式や証券、貯金、不動産などの事です。
それに対して人的資本とは「個人が生涯で得る収入の総額を現在価値に換算したもの」と定義します。
簡単に言えば、生涯年収です。
だいたい日本でサラリーマンであれば3億円ほどと言われています。
3億円って世界的に見ればすごいです。
ぼくたち日本人は先進国に生まれた時点で人的資本が最低でも個人で1億円あるんです。
本当に幸せですよね。本当にありがたいありがたい。
人的資本を増やすには?
じゃあ人的資本ってどーやって増やす?という話です。これは簡単ですよね。いくつかあります。
働く時間を増やす
単純に古い考え方である定年退職という概念を捨てるだけです。定年後に年収200万の自分が心から楽しめる仕事を60歳~80歳までやったとすれば人的資本は4000万増えます笑
老後に困るとかありません。
まぁこれを実現するには、ただ会社の仕事を頑張り続けるのではなく、早い段階からの健康への投資と学ぶ力を身につけておく必要がありますけどね。
キャリアアップをする。
当然の事ながらより待遇の良い会社へ転職したり、起業をして成功すればどんどんその人の人的資本は上昇していきますね。
経験値を上げたり、学ぶためにあえて収入が下がるところに行くこともあります。
まとめると?
このように人的資本はいくらでも上げて行くことができます。人的資産とも言い換える事が出来ますが、これらを増やして行く方法を僕なりに考えてみました。
挑戦、経験、知識、スキル、人脈、健康
より早い段階からこれらに対して時間とお金を投資する事によって自分の価値を高めて行く事で人的資本は増えていくと思います。
これを意識して生きていくのか行かないのかで人生100年時代においては大きな格差が生まれてきます。
すでに昔の人が思い描いていた終身雇用、年功序列、定年退職、老後生活は崩壊しています。てかそんな人生面白くないでしょ笑
しかしそう言った神話をまだ信じている中途半端な大卒層と呼ばれる人々(僕です)は、学歴や会社、組織の名前と信頼にしがみつくのです。本当の意味で自分、自分の可能性に自信がないから。
本当は無限の可能性があるのに。
ということでこれからはどんどん色んなことにチャレンジし続けたいと思います。
人的資本を増やしたらどーなる?
人的資本を高めて行けば行くほど社会に対して主導性を持つ事ができるやうになります。
例えば、チャレンジを繰り返して成長し続けて大きな人的資本を持っていれば転職することができます。
人的資本があるという事はスキルや知識や人脈があって経験豊富でチャレンジ精神がある人ですから、どこの企業も欲しがりますよね。
転職することができるということは、選択肢があるということです。
選択肢があるという事は、所属する組織に対して受動的な態度ではなくなるんですね。
そういう人には、パワハラやセクハラなどが全く来ないようになります。
逆に会社のルールや規則ばかり学び、外に目を向けずに狭い世界にしがみつくという事は、仮に会社から嫌がらせを受けても辞めることができないのです。正確には辞める自信がないのです。
それが自殺や鬱病につながってるんです。
何が言いたいのかというと、人的資本を高めて主体的な人生にしていきましょう。ていうかしていかないとヤバイって事です。
金融資本は?
当然金融資本もある程度なければ生きていけません。
しかし、若い時はこちらのハードルは高いですね。だから少しずつでいいので金融資本も増やして行きたいものです。
若い時は全世界型のインデックス投資信託や貯金でいいと思います。
もちろん金融投資について勉強してチャレンジして経験値や知識を高めることが出来れば一石二鳥ですが中々難しいです。
むしろ若いときは、それ以外の色んな事につまり人的資本に比率を置くことがおすすめです。
そして、正しく年齢を重ねていけばその人的資本を金融資本に変えていけます。
最終的に目指したい姿
これは本当にひとそれぞれですが、こういう時代では最終的には投資家やフリーエージェントになっていくのではないかと思います。簡単に言えば自由な人たちです。
お金に困る事なく家族や友人など大切な人に恵まれ、楽しいこと(仕事も含む)で毎日を送れるようになることですね。
そして寄付や事業投資を通じて新しい世代により良い世界を引き継いでいくのです。
外国人が日本料理を学ぶために来日していた【人的資本を高めている】
最近、寿司や和食を学ぶために来日する外国人が増えています。僕も先日、銀座のバーで知り合った外国人の3/4が調理学校に通う目的で3カ月くらい日本に滞在していると言っていました。
でも、彼らは日本で働く気は全くないと言います。これはどーしてなのかと思いましたが答えは簡単でした。
いま世界では日本の料理が注目を集めています。外国において、日本で日本料理を学んできた人が店を出せばそれだけで価値が生まれるのです。
みんな日本料理をやった事がない人ばかりです。でも仕事を一度休んでお金をかけて挑戦しに来てるんですね。
これは人的資本を高めていますよね。しかも日本で沢山の友達を作って人脈(ネットワークという社会資本)も広げています。
一例としてあげさせてもらいましたが、これからの時代はこういう姿勢で生きていかないといけません。
どれだけ世の中に地域社会に目の前の人に自分にしかできない価値を提供できるかです。
色んな事に挑戦して、失敗もして経験と知識を高めて行く。
という事を自分自身に言い聞かせてこれからも行動していきます。
ということで 、人的資本に重きを置いた資本の考え方でした。
ありがとうございます。
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