【完全ガイド】奇跡の晴天で歩いたミルフォード・トラック|4日間54km、世界一美しいトレッキング体験

こんにちは。ご無沙汰しております!

今月は仕事に私事に大忙しで、まったくブログを更新できずにいました。

仕事では新しい事業の立ち上げや映像関連の案件が一気に増え、連日締め切りに追われてバタバタ…。
その一方で私生活では、

  • ミルフォード・トラック(4日間・約54kmの登山)

  • フルマラソン完走!

というハードなチャレンジが続き、体力的にもぐんとレベルアップできた実感があります。

今回は、その中でも特に印象深かった「ミルフォード・トラック」について記録しておきたいと思います。


ミルフォード・トラックとは?|世界一美しいと称されるトレッキングコース

ミルフォード・トラック(Milford Track)は、ニュージーランドが誇る「グレート・ウォークス(Great Walks)」の中でも最も人気の高いトレイルのひとつ。

場所はニュージーランド南島のフィヨルドランド国立公園。全長53.5kmを3泊4日かけて踏破する構成で、豊かな原生林、美しい滝、透き通る川、壮大な山々が次々に現れる“絶景の宝庫”です。

🌍「世界一美しい散歩道(The Finest Walk in the World)」と形容されることも。

その人気ゆえ、ハイキングシーズンの予約は半年以上前から開始され、10分で完売するほど。僕も事前に予約をして、念願の参加となりました。


【奇跡】4日間すべてが晴天のミルフォード体験!

ミルフォードは年間降水日数が200日以上とも言われる地域。
「基本的には雨」と覚悟していたのですが、なんと僕が参加した4日間はすべて晴れ!

これは本当に“奇跡”といえるコンディションで、現地のレンジャーも「かなり珍しい」と驚いていました。
他の友人たちは何日も雨の中を歩いたそうなので、今回の天候は心からラッキーだったと思います。


ミルフォード・トラックの魅力|自然の中で“人間らしさ”を取り戻す

この4日間で強く感じたのは、**「自然の中で暮らすことの豊かさ」**でした。

  • スマホの電波は一切入らず(=完全オフライン)

  • 荷物は最小限、必要な物だけを背負う

  • 川の水で顔を洗い、ごはんを作り、ただ歩く

そんな“人間の原点”のような生活は、SNSや通知に追われる現代では得難い時間です。
まさに「圏外=黄金郷」。

あらためて、「歩いて、食べて、寝る」というシンプルな暮らしがどれだけ心身を整えるかを実感しました。


国際的な出会いと山小屋の思い出

道中は基本的に一人で歩いていましたが、毎日の山小屋(Hut)では世界中から来た人々と出会い、交流が生まれました。

覚えているだけでも、

  • ドイツ

  • カナダ

  • オーストラリア

  • イギリス

  • シンガポール

  • ブラジル

  • ニュージーランド

  • 中国

  • フィリピン

  • スペイン

  • イスラエル

などなど、まさに国際色豊かな面々。
日本人は僕だけでしたが、言葉を超えて自然の中で同じ景色を見て、同じ小屋で語り合う時間は、とても豊かなものでした。

ある夜には、誕生日の人がいてみんなでハッピーバースデーを合唱したり、笑い声が絶えない夜になったのも良い思い出です。


【まとめ】ミルフォード・トラックは人生で一度は歩く価値あり

この4日間の旅を通して、山の魅力にどっぷりハマりそうな自分がいました。
普段から自然の近くで暮らしているとはいえ、**“何もない場所を何もせず歩く”**という経験には、また違う深みがあります。

写真はすべてアップしきれないので、また別の機会にフォトギャラリーとして紹介したいと思いますが、
とにかく、晴天のミルフォードを歩けたことは一生の宝物です。

このブログを読んで、少しでも「行ってみたいな」と感じた方がいれば嬉しいです!


🔍 ミルフォード・トラック基本情報(お役立ちまとめ)

  • 距離:53.5km(3泊4日)

  • 難易度:初〜中級者向け

  • 予約開始時期:例年6〜7月にDOC公式サイトにて(10分で完売)

  • シーズン:10月末〜4月中旬(夏シーズンのみ)

  • 宿泊:DOC(ニュージーランド環境保全省)の管理する山小屋(予約必須)

  • 持ち物:レインウェア・ヘッドランプ・行動食・サーマレストマットなど

  • 公式サイト
    👉 Milford Track | Department of Conservation (DOC)


ご感想や質問があれば、ぜひコメント欄やSNSでお気軽にどうぞ!

次回はミルフォードで出会った人たちや、持っていってよかったアイテムなどを紹介してみたいと思います。

それではまた!

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