アオラキ/マウント・クック国立公園でハイキングとキャンプ

お久しぶりの投稿になってしまいました。

なんだかんだと忙しく、ブログを書く時間がなかなか取れませんでした。もうニュージーランドに来て10ヶ月も経つんですね。充実しすぎて、本当にあっという間です。

今回は去年のクリスマスに行った「アオラキ・マウント・クック国立公園」でのキャンプ記録を残しておきたいと思います。

アオラキ/マウント・クック国立公園は、ニュージーランドに位置する圧倒的な自然美を誇る場所の一つです。標高3000メートル以上の山々が連なり、23個もの大きな山が連なるこの公園は、驚くべき自然の美しさと共に、アクセスの便利さでも知られています。

行ってみるとわかるのですが、車で降りたところからでも大迫力の自然を眺める事ができるんです。

快適な拠点：アオラキ/マウント･クック村

クイーンズタウンから車で行ったのですが約3.5時間ほどかかりました。

国道80号線を進むと、プカキ湖のほとりにアオラキ/マウント･クック村があります。

この村は高山地帯で楽しむ各種アクティビティの拠点として作られており、キャンプ場だけではなく快適な宿泊施設もあります。

アオラキ/マウントクック国立公園の空はニュージーランド唯一の国際ダークスカイ・リザーブの一部を形成していて、実際にキャンプ場で過ごした夜は最高に美しい星空でした。

国際ダークスカイ・リザーブ（International Dark Sky Reserve）は、国際ダークスカイ協会（International Dark-Sky Association、略称: IDA）によって認定された、天空の明かり汚染が少なく、星空が非常に魅力的に観察できる地域を指します。

登山の醍醐味

アオラキ/マウントクック国立公園は、オセアニア地域で最高の登山地域とされていますが、難易度が高いだけでなく、初心者でも楽しめる登山道も整備されています。

湖畔や高山植物の咲く草原、息をのむような氷河の風景を楽しみながら、訪れる人々に自然の美しさを優雅に堪能できます。

僕が行ったフッカー・バレー・トラック（Hooker Valley Track）には、大型観光バスから降りてきた私服の観光客の方々も大勢見られました。

往復で２時間程度の登山道ですが、壮大な山々、氷河、花々を見ることができました。

タスマン氷河：動く大地の絶景

公園内に広がるタスマン氷河は、全長27kmにも及ぶ巨大な氷河で、谷間の岩肌を削りながらゆっくりと動着続けているそうです。

この壮大な景観を楽しむために、スキープレーンやヘリコプターが滑走路として使用され、空から公園全体を観光するツアーもあります。

いつか乗ってみたいですね。

ミルキーブルーの湖とその美しさ

アオラキ/マウント・クック国立公園を彩る湖は、氷河によって細かく砕かれた岩盤の粒子が浮遊しているため、独特のミルキーブルーの色をしています。

本当に見たことのない色をした、湖と川で圧倒されました。

まさに自然の至宝が広がる場所で、心に残るいい経験ができました。

美しい山々、氷河、湖、そして一夜に輝く星空―すべてが一体となっていて、とても魅力的な場所です。ニュージーランドに来た際はぜひ行ってみてください。