【旅行記】地中海の要塞マルタ島

皆さんこんにちは。

今日は2ヶ月前のマルタ島についてまとめておきたいと思います。

十字軍の際に結成されたマルタ騎士団の本拠地であるこの島は、オスマン帝国との戦いの要衝であり、要塞都市として開発されました。

現在はマルタ共和国という一つの国として独立し、島内には過去の要塞の設計を活用して、美しい街並みが作られています。

マルタ島はイタリア、シチリア島の南93kmほどのところにある地中海に浮かぶ島です。小さな島なので3日もあればゆったりと全てを観光できると想います。

東部には首都バレッタがあり、市街は世界遺産となっています。本当に美しかったです。

また、海岸沿いの入り組んだ入り江にはたくさんのヨットが並び、なんとも言えない美しい港の景観を創りだしていました。

11月末でしたが、天気にも恵まれ非常に暖かくて心地良い旅となりました。

夜中のマルタ空港に到着しヒルトンマルタへ

今回も弾丸でより多くの場所を回ることになっていたので、一日中「ローマ」を観光してその夜にマルタへ移動しました。

【旅記録】2022年11月イタリアのローマに行ってきました【帝国の栄枯盛衰を考える】

ローマの「フィウミチーノ空港から」飛行機での移動は2時間ほど。

到着時はクタクタで、ヒルトンマルタホテルで寝たのは12時過ぎてましたね。

ヒルトンマルタの部屋からの朝日です。地中海に浮かぶ朝日をみたのは初めてで感動しました。

夜の部屋からの景色はこんな感じです。ヒルトンマルタは全室テラス付きになっていて、開放感があります。

ライトアップされているお庭。プールもありましたが流石に寒いので入らなかったです。

部屋の中はこんな感じ。一人では贅沢すぎる空間でした。ベットを繋げて寝ましたね笑

ちなみにヒルトンマルタの朝食ビュッフェは最高でした。

栄養学を勉強し過ぎたせいで食事には大変な気を使っている僕ですが、旅の間は欲望を優先してしまい、食べ過ぎてしまいました。笑

青の洞窟(ブルーグロット)

まず一番初めにここに行きました。マルタといえばここ!

といっても過言ではないくらい美しい自然の風景を楽しめる場所です。

地質や気候などの様々な自然の条件が違えば当然そこに現れる景色も変わってきます。特に岩や植生は本当に場所によって様々で見るのが楽しいですね。

ここに出来上がった地形も感動的でした。

壮大で不思議な地形です。

外国人はなんてかっこいいのか。この度で彼らは何をしても絵になることを実感しました笑

そしてこれが有名な絶景です。

どうやって削られたんだろうかこの巨大な岩は。。。

アップで。

引き目で。美しい地中海と共に。

少し車で移動して、海辺まで降りました。

調子に乗って、歩いていたら波が想像以上に上がってきて両足が海水漬けになりました笑

ピラミッドよりも古くから存在する古代神殿群

マルタ共和国には世界遺産「マルタの巨石神殿群」というのがあります。

エジプトのピラミッドなどよりもはるかに古くにつくられた人類最古の石造建築物として、考古学上非常に貴重な遺跡として注目されているのです。

いつ頃、どのような民族が、何のために、など謎が多いマルタの石造建築物は現在確認されているだけでも30以上あり、その中の6つが世界遺産です。

中には60トンを超す巨石もあり、機械もない時代にどうやって(宇宙人?笑)運んで積み上げたのかほとんど解明されていないというミステリアスな世界遺産です。

直接みましたが確かに人だけでどうにかなるものではないですね。笑

多くの神殿の出入り次は夏至か冬至、または春分秋分の日の出の方向を向いているので太陽信仰の民族?日本の奈良の大和三山とも関係あるのかな?なんて考えながら現地を歩きました。

今回はかなり広い敷地にある2箇所に行ってきました。

これが入り口?

正面から。

ここは儀式などをしていたのかな?

本当に何があったのかみてみたいですね。遺跡を見ながら過去に思いを巡らせ、色々と想像することはとても楽しいです。

聖アンジェロ砦

聖アンジェロ砦は、16世紀にマルタ騎士団が現在のスリーシティーズのヴィットリオサ先端に建設し、マルタ包囲戦で重要な役割を果たした要塞です。

1800年から180年間は、英国が海軍基地として使用していました。

2016年に大きな修復作業が終わり、現在は観光スポットとして人気の場所です。

砦内には、聖アンジェロ砦に関連した考古学や歴史の資料が展示されていました。

中には砦の模型があったり、ビデオ上映もされていました。

広い砦の中を自由に歩き回り、バレッタ側からとは違ったヨットハーバーやヴィットリオサの眺めが最高でした。

要塞都市の概況がよくわかります。この砦の石の色もなんとも言えない美しさです。

これぞマルタの景色という感じですね。

世界中のセレブの船が止めてあるらしい。この船のオーナーたちって何者なんだろう、、、笑

バレッタへ【街並みと夕日が美しい】

さて、最後は首都「バレッタ」です。

マルタ島の東にあり、港を見下ろすシベラスの丘の上にあります。

ホスピタル騎士団の時代より後に作られたの多くの建造物が残っているのですが、実際は第二次世界大戦において戦禍に巻き込まれ、多くの歴史的建造物が被害を受けたそうです。

1980年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されているこの年は歩くだけでも非常に感銘を受けました。なんせ、街が芸術作品のようなんです。

本当にどこか別の世界に来た感覚です。

コロナも明けて、観光客で賑わっていました。

夕陽に照らされる、マルタ要塞の壁はとても美しいです。

 

 

 

 

 

 

大砲の儀式も行われ、多くの観光客が集まっていました。

これはバレッタの南側に彫られたお堀です。エレベーターもあるのですが、

僕は登りのみ「階段」を使いました。いいトレーニングになりますよ!

めちゃくちゃ深かったですね。

エレベーターはスケルトンになっていて景色が楽しめるのでぜひ乗ってください。1ユーロです。

最後はテラスの上から夕陽をずっと眺めていました。本当に美しく多くの人が見入っていました。なんというか、弾丸ツアーの最中といえど、ぼーっと夕陽を眺める時間は人生の豊かさを感じられますよね。

おわり

ということでここまで読んでいただきありがとうございます。

次回は、スペインのバルセロナです!

このヨーロッパツアーはまだまだ続くので、日々の更新とは別にちょくちょくアップしていきます。

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